タトゥーデザインズ » てんとう虫のタトゥー

テントウムシは天道虫とも書きます。北米ではladybug.イギリスではladybird.
太陽に向かって飛んでいくことから、漢字では太陽の神である天道の虫とされます。お天道様へ向かっていく虫、ということですね。
欧米では、てんとう虫が空に向かって飛んでいく習性から「天国の席を予約してくれる」という意味があります。

レディーバグの意味

てんとう虫は英語ではレディバグ・レディバードという可愛らしい名前がついていますが、このレディとは聖母マリアのこと。

中世のヨーロッパにて、当時害虫にとる作物への被害がひどかった時代がありました。その時、カトリックの農家がこの被害がなくなるよう聖母マリアに祈ります。
すると、どこからともなくてんとう虫がやってきて、害虫を食べて作物を守ったのだとか。

そこから、てんとう虫のことを”The Beetles of Our Lady”（聖母マリアの昆虫）と呼ぶようになり、大切にしました。
てんとう虫の赤い色は聖母マリアの赤いマントを表し、黒い斑点は聖母マリアの喜びと悲しみを表しています。
Ladybug Questions and Answers

こういった逸話もあり、また形も可愛らしいのでてんとう虫を好んでタトゥーに彫る人も多いのでしょう。

小さなてんとう虫

手首に彫られたテントウムシのタトゥー。
かなりデフォルメされ、ちょこんとした形が可愛らしいです。
これくらい小さなタトゥーなら、お守りとして身につけるには最適ですね。

リアルなナナホシテントウのタトゥー

上のてんとう虫より、少しリアルなてんとう虫。
てんとう虫は、7つの斑点があるナナホシテントウが彫られることが多いようです。
やはり、聖母マリアの「7つの悲しみ」「7つの喜び」にかけているのでしょう。

てんとう虫と草花

こちらは、飛んでいるてんとう虫のタトゥー。
てんとう虫の他にも、トンボや植物など様々な要素が腕に彫り込まれています。


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