菊も桜・牡丹と並んで和彫りの花としてよく彫られるデザインです。英語ではchrysanthemum.
花言葉は「高貴」で、日本では皇室の紋として使われているので日本人には馴染みの深い花だと言えるでしょう。
紋章化した菊はあまりタトゥーのデザインとして彫られる事は少ないですが、菊の花自体は和彫りでも鯉・龍などと一緒に彫られる事が多いです。
色はピンクや赤の他にも黄色・中にはブルーの菊など、かなり自由に彫られています。
ピンクの大菊
大菊のデザイン。すっと伸びる花びらを一枚一枚丁寧に彫られています。
濃いめのピンクと薄い桃色を綺麗に使い分け、簡略化された中にも立体感のある作品です。
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鯉と菊
背中に大きく彫られた鯉のバックグラウンドとして彫られた大菊。花びらや葉の部分がカールしていたりと細かい部分にも気を配り、動きのある大胆な菊が描かれています。
伝統的な和彫りというよりは、ジャパニーズスタイル寄りの大胆な構図。
菊のデザインスケッチ
上記の鯉と菊のデザインの、菊の部分のスケッチ。見てわかる通り、動きを表現しようと様々なパターンで描いています。
このように試行錯誤を繰り返して書いていくことが作品に生かされていくのでしょう。
ニュースクールな菊のデザイン
ニュースクールと菊が上手くコラボレートした珍しい作品。色合いも通常の菊とはちょっと違い、ニュースクールらしいポップな色使いで仕上げられています。
背景に彫られている葉っぱも黄色を印象的に使い、どちらかと言えばヨーロッパの雰囲気が漂う作品。
こういったデザインセンスはさすがですね!
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[...] 菊のタトゥ [...]