ハートをモチーフとしたタトゥーはかなりポピュラーで、ステレオタイプなタトゥーのイメージといえばハートに矢が刺さっているような図案を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
ハートはご存知の通り「心臓」「心」という意味。
古くは古代ギリシャ・古代エジプトでもこのハートマークが使われていたという資料もあるようです。
現代では、基本的に愛や恋などの好意的感情を表現するのに使用されたり、何か可愛いもの・大好きなものに対してハートを付けたりしますね。
タトゥーでは、上記に記したように「可愛いシンボルマーク」としてのハートを彫る場合もあります。
ハートを茨や羽と一緒に彫ったり、イエス・キリストと一緒に配置したりなど宗教的なモチーフとして彫られるハートのことをセイクリッド・ハート(Sacred Heart)と言い、イエス・キリストの人類に対しての愛を表現していると言われています。
ハート一つにしても様々な表現方法があります。
例えば、矢が刺さったハートは恋に落ちるという意味があり、割れたハートは失恋・炎と共に描かれれば情熱、といった意味があります。
セイクリッドハートのデザイン
典型的なセイクリッド・ハートの絵柄。ハートの上から炎が出ていて、ハートには茨が巻き付いています。
背景として、後光を加えるパターンが多いです。
ハートとリボン
ハートと薔薇に、リボン(バナー)が巻き付いているデザイン。このように、ハートと一緒にバナーなどを彫り、そこに名前や「mom」「dad」など家族に対しての思いを彫る事も欧米ではメジャーです。
ケルティックなハートのデザイン
ケルト風のハート。ケルト独特の文様である組紐模様を使ってハートを表しています。
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