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タトゥーの法律

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現在、タトゥー(刺青)を入れる事が出来るのは基本的に18歳以上とされています。
これは、各都道府県で指定されている青少年育成保護条例で定められているもので、都道府県によって「青少年健全育成条例」と表記される場合もあります。

条例の内容は、各都道府県によって細かい文章は違いますが、だいたいの内容は
「何人も、青少年に対し入れ墨を施してはいけない」
「何人も、青少年に対して入れ墨を受けるよう勧誘・周旋したり、入れ墨を受けることを強要してはいけない」

という内容です。
(公的文章では、刺青ではなく入れ墨と表記される事が多い)
場所によっては、この文章に「医療行為などの正当な行為を除いて」という文章が入る事もあります。


全国都道府県では、長野県だけがこの青少年育成保護条例を設定していませんが、長野県ではなく各市などの地方自治体で青少年の為の条例を設定しているので、日本国内では青少年は刺青・タトゥーを入れてはいけないと決められている事になります。

この条例に違反すると、1年以下の懲役又は50 万円以下の罰金が科されます(都道府県によって異なる場合もあります)。
つまり、簡単に言うと青少年に刺青やタトゥーを彫った人間やタトゥーショップなどを紹介したり、誘ったりした人間はそれだけで逮捕されてしまうのです。

「知らなかった」では済まされない事なので、タトゥーを彫る側はきちんと身分証明の確認を・そして彫られる側は、あなたが良くても彫り師さんが逮捕されてしまうという事実を知っておいてください。

なお、大体の都道府県で「青少年」と18歳未満と定めているので条例的には18歳以上であれば、タトゥーや刺青を入れてもいいという事になります。
ですが、タトゥーショップでは20歳未満にはタトゥーを施さないと決めている所も多いです。

タトゥーアーティスト(彫師)の法律

by danielle_blue

by danielle_blue

現在、日本ではタトゥーアーティストになる為の法律や資格は存在しません。
なので、自分で看板を掲げれば誰でもタトゥーアーティストを名乗ることができます。ですが、衛生や技術などの知識がしっかりしていなければ思わぬトラブルに見舞われる事もあるので、彫り師になる為にはちゃんとした師匠に弟子入りするのが王道と言えるでしょう。
もちろん、独学で学んでも素晴らしい作品を残す彫り師の方も多数いらっしゃいます。


アメリカでは、タトゥーアーティストとして仕事をする為には州ごとに設定されているライセンスを取らなければいけません。
ライセンスを取るには州によって細かい部分に違いはありますが、衛生関連の知識のペーパーテストを受けて合格すればライセンスを取得することができます。

filed under: tattoo column Posted on 4月. 1st, 2010 Tagged with: , ,

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